G1 CLIMAX 29 エディオンアリーナ大阪 Aブロック 第7戦

HEIWA Presents G1 CLIMAX 29
2019年8月3日(土) 大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
新日本プロレスワールド
大阪大会なのでもちろん観戦に行きました!
ひな壇席!

第1試合 20分1本勝負
ジュース・ロビンソン & トーア・ヘナーレ vs 辻 陽太 & 成田 蓮

なんやかんやで自分もジュースのテンポいい入場曲で盛り上がれる感じになってきました。次の日のタイチとの前哨戦なしのジュースと、来年のG1の1枠を狙いたいヘナーレ。成田が気合い入ってていい。チョップもいい音。ジュースにフロントスープレックス!辻は走り込んでのドロップキックが強烈。しかし最後はヘナーレが辻をボトムで沈めて勝利。

第2試合 20分1本勝負
石井 智宏 & 後藤 洋央紀 & YOSHI-HASHI vs 矢野 通 & ジェフ・コブ & 本間 朋晃

明日は矢野vs石井ということで、CHAOSの3人に対して矢野1人だけ敵として組まれた変な6人タッグ。いつも相手に浴びせる水を、石井にやろうとするも躊躇して味方の本間にバシャーってかけた時めちゃ面白かった。本間のリアクションもよくて会場かなりウケてたんですが、新日本プロレスワールドでは映ってなかったですね。
石井に対しての矢野戦法を後藤とヨシハシが先を読んで封じて行くという珍しい展開。そして後藤とジェフのパワフルなぶつかり合い。本間は激しいチョップからこけしロケット、こけし。ヨシハシがラリアットからバタフライロックで本間がタップアウト!

第3試合 20分1本勝負
内藤 哲也 & 鷹木 信悟 & BUSHI vs タイチ & 鈴木 みのる & 金丸 義信

これは内藤と鷹木の前哨戦ですね。どっちもタイチとはすでに当たってます。
しかし関係なく鈴木軍が奇襲!場外で鈴木がBUSHIを、金丸が鷹木を、タイチが内藤を襲う。リングでは内藤とタイチが激しく。これはまたなんらかの対戦ありそう。金丸が鷹木にやった旋回式のDDTがすごい。鷹木のデスバレーボム、パンピングボンバー、メイドインジャパンで金丸からカウント3。試合後は鷹木からグータッチ構え。3人でしたあと何か話した内藤と鷹木。

第4試合 20分1本勝負
ジョン・モクスリー & 海野 翔太 vs ジェイ・ホワイト & チェーズ・オーエンズ

さあいよいよモクスリーがジェイと、いやバレットクラブとの初遭遇!
試合はモクスリーとチェーズでスタート。モクスリーが腕を攻めてペースを掴むとすぐ海野にタッチ。海野の攻勢で進むも、チェーズとジェイが2人で海野を攻撃、コーナーのモクスリーを挑発してはレフェリーに止めさせたり場外に出たりするジェイ。いよいよ海野がチェーズに反撃して交代のチャンスをジェイが場外からモクスリーを襲って阻止、チェーズとジェイがうまく見てモクスリーを場外に出したままリングで海野を攻めて最後はブレードランナーでカウント3!モクスリーをイライラさせたまま前哨戦を制しました。完璧な心理戦!

第5試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦
KENTA vs バッドラック・ファレ

速攻でKENTAがキックで主導権を握りにかかるも場外からの邪道の竹刀でストップ。ファレのエルボードロップ、踏みつけ、レフェリー死角での邪道の攻撃。そういえばKENTAはWWEいた期間もほとんどここまで大きな選手とはやってないですよね。いい攻撃が続かずファレのパワーに押され気味。なんとかファレの脚を攻めてからキック連発。コーナードロップキックからフットスタンプ。ファレのグラネードを空中で三角締め!そこからゲームオーバーに捕らえファレがタップする直前にチェーズがレフェリーの注意を引く!外したKENTAを邪道が竹刀で一撃!さらにファレがまさかのスクールボーイでカウント3!この大型選手のスクールボーイは珍しいながらあの体重乗った固め方はヤバイなと。KENTAは2敗目。

第6試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦
ザック・セイバーJr. vs ランス・アーチャー

さあ鈴木軍対決。組みつこうとするアーチャーを闘牛士のようにかわし続けるザック。そして腕を取って極めながら倒しにかかるもアーチャーは倒れずパワーで跳ね返される展開。ビクトル投げから脚関節技でやっとペースを掴んだザックが飛びついてチョーク、エプロンへのクルックヘッドシザース、アキレス腱固めと連続。さらにアーチャー得意の横から当たるタックルには飛びついてのフロントチョーク!アーチャーはロープ歩き、ダイビングボディアタック。チョークスラムを切り返したザックは三角絞めからアームロック!EBDクローにきたアーチャーの腕を取ってアームロック、腕へのキック2連発!しかしアーチャーがスクラップバスター!そしてとんでもない高さのチョークスラム炸裂!そしてブラックアウトを狙ったところでザックが後ろへ丸め込んで3カウント!一瞬の切り返しでザックが勝利。

第7試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦
ウィル・オスプレイ vs “キング・オブ・ダークネス”EVIL

なかなか異色の対決。オスプレイが腕取って翻弄するとEVILが場外でパイプイスを出してリングへ投げ入れる。荒れた様子のEVILがリングに上がると一転、オスプレイのスピードに見事に対応、キックをダッキング、オスプレイのその場シューティングスタープレスを剣山で迎撃、ショルダータックルで吹っ飛ばして大歓声!さらに花道でパイプイスクラッシュ!ペースを掴んだEVIがリング上絞め技でじっくり攻める。投げを狙ったところオスプレイが切り返してスタナー!エルボーアタック!ダイビングエルボーアタック!するとEVILも対応して早い仕掛けで先手先手の攻撃。コーナーブレーンバスター、ラリアット、レフェリー使ってのマジックキラーを降りたオスプレイがリバウンドオーバーヘッドキック!場外へサスケスペシャル!戻ったところコーナーtoコーナーのミサイルキック。これがもう飛び越しそうな飛距離。走ってのサマーソルトキックから延髄斬りと畳み掛けるもEVILがラリアットでストップ。エルボー打ち合いからEVILが必殺EVIL、オスプレイが後方回転でかわしてライガーボム!そしてスパニッシュフライ、オスカッター炸裂!カウント2!再度必殺EVILをかわしたオスプレイ、EVILがジャーマン!それを着地したオスプレイがロビンソンスペシャル!ストームブレイカーで仕留めにかかるとEVILが切り返してハーフネルソンスープレックス2連発からラリアット!しっかりアピールしてからの必殺EVILでフィニッシュ!いい試合でした。

第8試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦
棚橋 弘至 vs 飯伏 幸太

1年前の優勝決定戦のカード。ゴングから会場は両方のコール。どちらかというと棚橋が多いか?
組んでヘッドロックの掛け合いからいきなり飯伏のドロップキック!棚橋は脚にエルボードロップからインディアンデスロック。足攻めの棚橋にエルボーとキックで反撃の飯伏。ミドルキックを受けた棚橋がドラゴンスクリューからテキサスクローバー。試合終わるんじゃないかレベルの深い腰の落とし方も飯伏がロープブレイク。場外に向けてハイフライアタックを狙った棚橋に、場外からトントンと一瞬で駆け上がった飯伏がリング内に向けて雪崩式フランケン!そして棚橋の低空ドロップキックを読んだフットスタンプ!さらにエプロンからの引っこ抜きのジャーマン!ノーガードで張り手を打ち合う2人。飯伏ライガーボム!棚橋ツイストアンドシャウト3連発から綺麗なスリングブレイド!そしてハイフライアタック、ハイフライフロー・・・は避ける飯伏!コーナーで滾ってボマイェ!強烈な右のハイキック!一度は耐えた棚橋、さらに強烈な右ハイキック!で倒れた棚橋に飯伏がカミゴェ!カウント3!2人で何か話してリングを降りました。

第9試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦
オカダ・カズチカ vs SANADA

6連勝のオカダに初勝利狙うSANADA。今年だけで3戦目!
じっくり組んで静かなレスリングから素早く仕掛ける、お互いがお互いの技をかわす。オカダがトップロープにドロップキックでSANADAを場外へ落とす。そして鉄柵乗せDDT!余裕見せるオカダ、会場はSANADAコール!そしてSANADAが低空ドロップキックからドロップキックで逆転、場外へのプランチャ!大SANADAコール!そしてなんとパラダイスロックで固めてから低空ドロップキック。オカダがフラップジャック!SANADAバックドロップ、オカダがリバースネックブリーカーからダイビングエルボードロップ!


オカダがフィニッシュに向けてツームストンパイルドライバー。レインメーカーをかわしたSANADAがロープを使ってマジックキラー!そして1発1発しっかり打つエルボーの打ち合い。お互いエルボースマッシュからヨーロピアンエルボー。オカダがドロップキック2連発!ツームストン狙うオカダをSANADAがドラゴンスリーパーに捕らえてからタイガースープレックスからTKO!ムーンサルトで飛びついてのスカルエンドを切り返したオカダが回転なしのレインメーカーを2発!そして決めに行く正調のレインメーカーをなんとSANADAは左腕のラリアットで迎撃!そしてドラゴンスリーパーをスイングしてからしっかりスカルエンド!ここで25分経過のアナウンス。


長く絞め続けるSANADA、耐えるオカダ。今にもレフェリーが止めそうなあたりまで絞めたSANADAが外して一気にムーンサルト!をオカダが膝で迎撃!オカダコール!残り時間1分!オカダがドロップキック!さらにレインメーカーをSANADAがポップアップでTKO!そしてうつ伏せのオカダにムーンサルト!さらに仰向けにしてもう一度ムーンサルト!29分47秒でSANADAがオカダから初めてのフォール勝ち!これはすごい試合でした。会場の熱気と声援がすごかった。
最後はSANADAによる会場暗転、観客スマホライト演出。自分もブレイ・ワイアット以来やりました。