G1 CLIMAX 29 浜松アリーナ Aブロック 第8戦

HEIWA Presents G1 CLIMAX 29
2019年8月7日(水) 静岡・浜松アリーナ
新日本プロレスワールド

第1試合 20分1本勝負
矢野 通 & 辻 陽太 & 上村 優也 vs タイチ & 鈴木 みのる & 金丸 義信

前哨戦もそうですが、普段鈴木に意味なく攻撃されているヤングライオンの辻が最初から鈴木に食ってかかりエルボー!場外では矢野とタイチが英語実況席で乱闘。リングでは鈴木軍が交代で辻を痛めつけながらも、辻の普段の恨みをしっかり受け止め、倍で返す鈴木。金丸が上村をボストンクラブで仕留め、場外ではタイチが矢野をエプロンのシートでスマキにして放置!

第2試合 20分1本勝負
後藤 洋央紀 & YOSHI-HASHI vs ジョン・モクスリー & 海野 翔太

迷うことなく先発で出た後藤とモクスリー、腕を取り合いレスリング勝負からエルボー打ち合い。噛み合う!海野に交代するもモクスリーが場外から足を引っ張り、リングでも連携。海野とモクスリーのチームも良くなってきてる!リングで海野とヨシハシ、場外で後藤とモクスリー。バタフライロックで海野がタップアウト。

第3試合 20分1本勝負
ジュース・ロビンソン & 本間 朋晃 & トーア・ヘナーレ vs ジェイ・ホワイト & 高橋 裕二郎 & チェーズ・オーエンズ

本間と裕二郎で始まるも、場外で乱戦に。ジェイがジュース、チェーズがヘナーレを攻める。ジュースはタッグマッチではたまに余裕見せすぎで反撃されることが多いです。ヘナーレがチェーズに猛攻しつつしっかりジェイにもキック。しかし最後はチェーズがヘナーレに膝蹴りからパッケージドライバーでフィニッシュ。

第4試合 20分1本勝負
ジェフ・コブ & 石井 智宏 & 成田 蓮 vs 内藤 哲也 & 鷹木 信悟 & BUSHI

試合は石井と鷹木がしっかり組んでスタート。期待通りの真っ向勝負でタックル、エルボー打ち合い。代わった内藤は石井を攻めつつコーナーのジェフにツバを吐いて挑発。BUSHIがミサイルキックから石井をTシャツで絞める。ジェフが出てきて内藤がエルボーも効かずジェフがドロップキック、その場ムーンサルト!そしてジェフが内藤とBUSHIを同時に抱え上げてバックドロップ!成田がBUSHIにブレーンバスター、フロントスープレックス!しかしBUSHIがフィッシャーマンスクリューからMXで成田から3カウント!場外でジェフの脚を攻める内藤、睨み合いからチョップを打ち合う鷹木と石井。

第5試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦
SANADA vs ランス・アーチャー

先に入場したアーチャーがSANADAを場外で奇襲。SANADAがドラゴンスクリューからパラダイスロックはかけられず、場外へのプランチャを避けたアーチャーがエプロン走ってのトペコンヒーロ・・・もほとんどショルダータックル。リングで打ち合いはアーチャー、SANADAは足攻め。アーチャーがボディプレスからレフェリーにカウントが遅いと指摘、わざわざSANADAを押さえつけながら「1、2、3、OK?」とアピール。SANADAが低空ドロップキック、ドロップキック、プランチャで反撃。アーチャーがチョークスラム、なんとコーナーからムーンサルト。ドラゴンスリーパーを狙ったSANADAにアーチャーがEBDクロー!エスケープしたSANADAがスカルエンド狙い、アーチャーはブラックアウト狙い、そしてアーチャーのタックルをかわしたSANADAが後方回転で丸め込んでカウント3!

第6試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦
棚橋 弘至 vs バッドラック・ファレ

ファレの襲撃、邪道とチェーズも棚橋を場外で攻撃。ファレが鉄柵と鉄柱を使い棚橋の脚を攻める。逆に棚橋もファレの脚にドロップキック、ドラゴンスクリュー、足4の字固め。棚橋がツイストアンドシャウト、スリングブレイドからうつ伏せへのハイフライフロー、そして仰向けへのハイフライフローを狙うと邪道が竹刀で一撃!起きたファレがグラネード、バッドラックフォール・・・を降りた棚橋が逆さ押さえ込み、逆に組み替えたファレがバックスライド!なんとカウント3!ファレがKENTAに続き棚橋も丸め込んで勝利。

第7試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦
ウィル・オスプレイ vs KENTA

このG1で名勝負連発のオスプレイと、いまいち乗れてないKENTAが楽しみな対戦。
いきなりのキックからスピーディーな攻防、オスカッターを凌いだKENTAのハイキックは相打ち。蹴り合い、打ち合い、KENTAがスイング式のスタンガン、ダイビングラリアット。場外でオスプレイを連続で鉄柵に振るKENTA。ダイビングフットスタンプをかわしたオスプレイがボディアタック、リバウンドのキック、そしてサスケスペシャルはKENTAがスリーパーに捕らえてエプロンでのファルコンアロー!PKをかわしたオスプレイがライガーボム、そしてシューティングスタープレス!膝で迎撃したKENTAがゲームオーバーで絞める!なんとかエスケープのオスプレイに膝蹴り!仕留めのGTSはオスプレイが丸め込みで回避、そしてオスカッター!背後からキック、ヒドゥンブレイド、最後はストームブレイカー!オスプレイがKENTAを完全にフォール!試合後オスプレイは深々と礼、対してKENTAはしっかり握手。

第8試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦
飯伏 幸太 vs ザック・セイバーJr.

そういえば4月に名古屋大会のメインで見たカード。3月にもニュージャパンカップで対戦してます。
最初のレスリングで速攻フジワラアームバーで腕を狙うザックに飯伏はキックで対抗。次はザックが足関節技とローキックで脚攻め。飯伏は張り手、キック、エルボー。飯伏がパワースラムからムーンサルトを狙ったところザックが後ろから脚にドロップキック、さらにロープを使ってレッグロック。キック連打で反撃の飯伏が強烈なムーンサルトニードロップ!ライガーボムを切り返したザックがSTFから膝十字固めの形も飯伏が起こしてラリアット。ザックの足関節技に苦しむも、飯伏走り込んでのボマイェを決めてすぐカミゴェでカウント3!

第9試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦
オカダ・カズチカ vs “キング・オブ・ダークネス”EVIL

2回ぐらい大阪で見たカードですね。すっかりG1上位が似合うようになってきたEVIL。
オカダがネックブリーカーからエルボー、キックでEVILの首を攻めるも、場外でEVILが鉄柵へ振って反撃。リングでオカダがDDT、EVILはブロンコバスター、オカダがフラップジャック、EVILがレフェリー使ったサイドキック。EVIL雪崩式ブレーンバスター、仕留めにくるEVILにカウンターでオカダがドロップキック!そしてオカダがツームストンパイルドライバーから技の切り返し合戦、EVILがラリアットで吹っ飛ばす!


オカダが逆さ押さえ込みから回転なしのレインメーカー!さらにもう1発!EVILがスープレックスで反撃、オカダはドロップキック2発!レインメーカーをヘッドバットで迎撃!


ショットガンドロップキックから逆回転のラリアット、そして正調のレインメーカーを決めたオカダが勝利!かなり会場盛り上がった様子のいい試合でした。