HEIWA Presents G1 CLIMAX 29
2019年8月11日(日) 東京・日本武道館
新日本プロレスワールド

第1試合 15分1本勝負
海野 翔太 & 成田 蓮 vs 辻 陽太 & 上村 優也

今回のG1前哨戦で活躍して倉田4人。

第2試合 20分1本勝負
“キング・オブ・ダークネス”EVIL & SANADA & BUSHI vs バッドラック・ファレ & 高橋 裕二郎 & チェーズ・オーエンズ

公式戦が終わったAブロックメンバーのタッグマッチはどういう流れを見据えて見レバいいんでしょうね。
このG1でファレが、邪道が「ビッグパッケージ」と言ってたスモールパッケージホールドやスクールボーイと逆さ押さえ込みを新たに出したのと、踏みつけて走るやつなど技が増えて来てていいですね。チェーズがSANADAに念願のパラダイスロックをかけたかと思うとSANADAが普通に解いて立ちました。SANADAコールがすごい!LIJがいい連携を見せるも、最後は裕二郎がBUSHIにピンプジュースでカウント3!

第3試合 20分1本勝負
飯伏 幸太 & 本間 朋晃 & トーア・ヘナーレ vs KENTA & クラーク・コナーズ & カール・フレドリックス

前日に優勝決定戦進出を決めた飯伏に大歓声。そしてこれは開幕戦で敗れたKENTAへのリベンジのチャンスでもあるという感じですね。
試合はコナーズとフレドリックスがヘナーレと本間に次々得意技を披露。KENTAに代わって強烈なキック入れるも歓声は少なく、このG1でのKENTAへの期待外れ感が強まってる気がします。飯伏に代わると大歓声、キックの打ち合い、両者ハイキック相打ちダウン。フレドリックスのコーナーへのボディアタックからコナーズのスピアーという連携で沸きました。最後はヘナーレがフレドリックスにトーアボトムでフィニッシュ。

第4試合 20分1本勝負
オカダ・カズチカ & 棚橋 弘至 & ウィル・オスプレイ & YOSHI-HASHI vs ザック・セイバーJr. & ランス・アーチャー & 鈴木 みのる & 金丸 義信

豪華な4人に対して鈴木軍。棚橋狙いのザックと不気味な鈴木みのる。
完全に鈴木軍ペースで進む試合。ザックが鉄柵使ったアームロックを棚橋に、鈴木がヨシハシに強烈な打撃戦、アーチャーがパワーでオカダを圧倒。最後は棚橋に腕十字に取ったザックをそのまま起きて押さえ込んでカウント3!

第5試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Bブロック公式戦
矢野 通 vs ジェフ・コブ

矢野のタイツに4つぐらいテーピング隠してるのをレフェリーが取り出すところからスタート。ジェフのレスリングタイツに腕を差し込み動けなくするという秘技も披露。しかし急所キックの攻防の中でジェフがトラースキックからツアー・オブ・ジ・アイランドでフィニッシュ!
最終得点は矢野通が8点、ジェフ・コブが8点。

第6試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Bブロック公式戦
石井 智宏 vs タイチ

いきなりのアックスボンバー!バックドロップ!ミドルキック、ブートで圧倒するタイチ。ガツガツ反撃し始めた石井もすでにダメージある様子。石井いつものジャンプする雪崩式ブレーンバスター!バックドロップ!ラリアット!延髄斬りからタイチがアックスボンバー!ジャンピングハイキック!タイチ式ラストライド!実況の「川田が乗り移ったー!」と叫ぶと解説のライガーが「乗り移ってねえよ!これはタイチが練習してやって来たことだ!タイチの努力を認めてやれ!」と怒ってました。盛り上がってていい!石井のラリアットに耐えて強烈なエルボーを返すタイチ、石井ヘッドバット、ラリアット!そして垂直落下を狙ったところ耐えたタイチがハイキック、ジャンピングハイキック、バックドロップの猛攻!スーパーキックからブラックメフィストでタイチが石井からカウント3!これはいい試合でした。
そしてまた、この文句言いようのない試合で初出場のG1を終えたタイチが、あべみほに抱擁、泣き崩れるあべみほ、場外に降りて金丸とグータッチ。なんか感動でした。
最終得点は石井智宏が8点、タイチ8点。

第7試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Bブロック公式戦
ジュース・ロビンソン vs ジョン・モクスリー

さあ3連敗と後のないモクスリー。負けた時点で優勝の可能性はなくなります。前日攻められた脚を引きずりながら入場のジュース。
最初から組み合うように見せて脚を取りに行くモクスリー、取らせないジュースに今度はエルボー打ち合い。このG1の間でかなり当たり強くなったモクスリーのエルボー。ブレーンバスターの着地でまたジュースが脚を痛め、そこからモクスリーが脚への集中攻撃。ローキック、レッグロック、片足へのインディアンデスロック、足4の字固めは裏返されてロープブレイク。ジュースが反撃からストマックバスターにいくとその脚を取ったモクスリーがテキサスクローバーホールド!しかし反転したジュースがモクスリーに噛みつき!と思いきやなんと歯で耳のピアスを噛みちぎりました。ジュースがキャノンボール、フライングボディアタック。場外でモクスリーがテーブルを出すとジュースがプランチャ!そしてジュースがテーブルをまたリング下に収納。リングでパンチの打ち合いからモクスリーがSTF、しかしかなりレッグロックがしっかり入ったきつそうなSTF!かなり弱ったジュースに膝蹴り!投げっぱなしのブレーンバスター、そして場外からイスや凶器を投げ入れる。しかし強烈なジュースのパンチ2発!パルプフリクション!カウント3!これはUS王座戦の再戦に向かいそうですね。モクスリーは4連敗で優勝の可能性はなくなりました。
最終得点はジョン・モクスリー10点、ジュース・ロビンソンが8点。

第8試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Bブロック公式戦
後藤 洋央紀 vs 鷹木 信悟

ここまで来たら面白くならないはずがないという感じのカード。後藤は勝った場合は12点になって、メインでジェイが勝った場合は後藤が優勝決定戦に行けます。
しっかりロックアップからタックル勝負、エルボー勝負。後藤がラリアット、ネックブリーカーからネックロック、ヘッドシザースで首を攻める。チョップ合戦から鷹木がバックドロップ。後藤がブレーンバスターから村正、バックドロップ!ラリアットの打ち合いは後藤が勝って牛殺し!鷹木がヘッドバットからメイドインジャパン!後藤もヘッドバットで逆転、裏GTR!ミドルキックのカウンターでパンピングボンバー!さらにもう1発!そしてしっかりクラッチしてのラスト・オブ・ザ・ドラゴンでカウント3!これで後藤の優勝はなくなりました。
実はこの試合、一応ジュニアの鷹木が勝つためということと、後藤が勝った時に不利になるジェイの為にバレットクラブが介入するってのを密かに期待してましたが全然ありませんでした。
最終得点は後藤洋央紀が10点、鷹木信悟が8点。

第9試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Bブロック公式戦
内藤 哲也 vs ジェイ・ホワイト
試合前にアナウンスで「この試合の勝者がBブロックの代表となります」と発表がありました。
ジェイから入場、聞き慣れた曲とともに歩いて来たジェイがリングに上がる前に武道館全体からものすごいブーイング。この状況は本当は一緒にブーイングするべきなのに、もう感動してました。海外遠征行く前の大阪城ホール大会も、帰って来た最初のエディオンアリーナ大会も会場で見ていて勝手に親近感を持って見て来たジェイがとんでもなく立派なヒールになりました。それに対してものすごい内藤コールを浴びながら入場の内藤。相手によってヒールにもベビーにもなれる完成されたカリスマ。
おなじみ内藤のゆっくりコスチューム脱ぎタイムから。気にせず落ち着いて待つジェイ。内藤が脱ぎ終わると「OK?」と確認して始める余裕を見せるジェイは、ゴングが鳴るとゆっくりニヤニヤしながら場外へ。これからはジェイが焦らすタイム!と思うと内藤は場外に飛ぶフェイントから寝転び内藤ポーズ!イラつくジェイ。プロレス界トップクラスの心理戦!場外で内藤が外道を使って気を引いてからジェイに攻撃、鉄柵。ついに始まりました。内藤のコーナーキックを避けてチョップ、再度狙ったキックを受けるも、エプロンに出た内藤を床に叩きつけて回避。初シングルでかなり手が合ってます。場外で鉄柵に叩きつけた後にジェイがコーナーに上がって内藤ポーズ。さらにリングで鋭い入りのDDT!内藤コール!そして場外でジェイ得意の鉄柵とエプロン叩きつけ。


押されてた内藤が片足のジャンピングキックで反撃。ヘドシザースホイップ、後頭部にドロップキック、コーナーキックから足払い、キックまでやっと決めて、ネックブリーカー2種類で首攻め開始。DDTを狙う内藤を切り返してジェイがコンプリートショットからジャーマン!内藤のフライングエルボーを受け止めてジェイが裏投げ、キーウィークラッシャーを切り返して内藤がDDT!ジェイが内藤をぶつけてレフェリーが倒れ、外道がリングインも内藤が急所キック、ジェイの急所パンチも読んで受けてツバ吐きからフライングエルボー!グロリア!内藤の貫禄!浴びせ蹴りからスイングDDT!そしてコリエンド式デスティーノにはジェイが倒れて回避。隙を突いたジェイが低空のバックドロップ!2発!さらにキーウィークラッシャー!ブレードランナーを狙うと内藤が切り返してリバースフランケン、コリエンド式デスティーノ!


そして正調を落としたジェイがスリーパースープレックス!内藤コール!ブレードランナーを切り返しデスティーノ!を切り返しブレードランナー!を切り返しドラゴン!を切り返しブレードランナー!を切り返しバレンティア!を切り返しスリーパースープレックス!!ものすごい切り返し合いを制したジェイがクロスアームブラッディサンデー!そしてついにブレードランナー炸裂!ブレイ・ワイアットのシスターアビゲイル含めても史上最高と言ってもいい内藤の受けでついにその時が来ました。カウント3!ジェイが優勝決定戦に進出!内藤を踏みつけポーズを決めるジェイ。どこまでもヒールの見本。
最終得点はジェイ・ホワイトが12点、内藤哲也が10点。
試合後はジェイがマイクで「内藤!内藤!トランキーロ!」そしてAブロック代表の飯伏を呼び込みます。そして「明日は外道もなしで1on1でやろう」とジェイの言葉に大歓声。そして握手、しかしジェイが殴りかかるフリ、飯伏がキック!避けて笑うジェイ。しかしその後リングを降りかける飯伏に外道が脚を掴み、ジェイが襲う!弱点の左足に攻撃!さらにパイプイスを挟んでのパイプイスクラッシュ!大ブーイング!完全に善悪別れた優勝決定戦、かなり明日に向けて盛り上がって来ました。