RIZIN.14

第11試合 [RIZIN MMA ルール: 1R 10分 / 2R 5分 (93.0kg) ※肘あり]
イリー・プロハースカ vs. ブランドン・ホールジー
来れるから来てるんじゃなくきっちり連勝中のプロハースカ、ベラトールの元ミドル級王者という厳しい相手呼ばれてしまいましたが・・・戦績見るとかなり強いけど逆にKO負けも多いようで、チャンスはあるか?と。
試合、これがまたテイクダウンが強くあっけなくプロハースカやられてしまうかと思いました。ただいつもの根性と粘りで極めさせなく逃げていくと何でしょう?ホールジーがスタミナ切れなのか何なのか、ロープから飛び出すこと2回。しかも2回目はわざとと見なされ?イエローカード。最終はプロハースカがパウンド葬!何とか次へつなげました。

第10試合 [RIZIN 女子 MMA ルール: 5分 3R(102.5kg)※肘あり]
ギャビ・ガルシア vs. バーバラ・ネポムセーノ
いつも通りギャビの体はものすごいですけど、相手のバーバラもかなり脚に筋肉があって整った超重量級。ちょっと期待しましたが、ギャビのテイクダウンからアームロックであっけなく。
試合後は神取忍乱入からのマイク。この抗争まだ続くんですね・・・これを締めないとキャリア終えれないのか、神取忍のそういうとこ好きですけど正直あまり見たくないというか、残酷なKO負けはちょっときついので。

第9試合 [RIZIN MMA ルール: 5分 3R(70.0kg) ※肘あり]
ダロン・クルックシャンク vs. ダミアン・ブラウン
こちらも常連クルックシャンク。煽りで「勝っても負けても名勝負」って、これもう勝ち負け関係なくしばらく呼ばれること確定みたいな感じしますね。
試合はクルックシャンクがスタンドで圧倒、パンチからキックに繋ぎ後はどう決めるか?と思ったところに不用意な?タックル、ブラウンにギロチン極められまさかの逆転負けを喫してしまいました。2019年にあるというライト級トーナメントでの選手としてはクルックシャンクは真ん中ぐらいの戦績でしょうか?

第8試合 [RIZIN 女子 MMA ルール: 5分 3R(51.0kg)]
長野美香 vs. 山本美憂
9月に続いて山本美憂、相手はもうかなり前から女子格闘技の顔のひとつでもあった長野美香。藤井惠やRENAに近いぐらい目立ってた覚えあります。そういう選手がこの大舞台に抜擢されるのは単純に嬉しい。
しかし試合では長野美香、どういう戦法だったのか山本美憂相手にタックルに行って上から潰されサイドから押さえたままパウンドをくらい続ける、山本美憂がヌルマゴメドフに見えるぐらい圧倒されいつ止まるかと思ったんですが次のラウンド。下からの腕取って返すのを狙ってたのかな?なかなかどっちも決めれず判定。

第7試合 宮田和幸引退試合& 山本“ KID” 徳郁メモリアルマッチ [RIZIN MMA ルール : 5分 3R(65.0kg)※肘あり]
宮田和幸 vs. 山本アーセン
煽りで「あの一撃から格闘技人生が始まった」と言われるぐらい、KID vs 宮田の飛び膝シーンは世界中で知られたものでしたが、他の試合でもグラップリングでも常にレベル高く強い試合を見せて来た宮田和幸の引退試合。

山本アーセンが行くかなー・・・と思ってたゴング直後の飛び膝、何と宮田が行きました!熱い!この、技で思いを伝える、表現するというのは熱いですね。
そしてそこからは何とアーセンの方が宮田をテイクダウン!レスリング的にアーセンが勝ってるのか?と思いましたが宮田もすっかりMMA選手として下からの攻めも多いのでこだわってはなかったのかも。下から三角!

下からも攻め続けた宮田が背中越しに取るアームロックで一本勝ち!すごい取り方!QUINTETとかでまだまだ見たいですね。

第6試合 [RIZIN MMA ルール: 5分 3R(70.0kg)]
矢地祐介 vs. ジョニー・ケース
2019年ライト級トーナメント開催に向けて日本人エースになる必要のある矢地には厳しい相手。打ち合い激しく残念にもカットでストップ。

第5試合 [RIZIN MMA ルール: 5分 3R(60.0kg) ※肘あり]
元谷友貴 vs. ジャスティン・スコッギンス
これも厳しい相手を呼ばれた元谷・・と思ってたら下から脚で首を挟んで極める洗濯バサミ?ちょっと思ってたのと違う形にも見えますが、何にしてもスコッギンスがタップで会場爆発!この勝ち方は大きい。

第4試合 [RIZIN MMA ルール: 5分 3R(59.0kg) ※肘あり]
佐々木憂流迦 vs. マネル・ケイプ
かなり期待されての参戦、佐々木憂流迦ですがUFC最後の方は連敗してるのであまり余裕とは見ないほうが・・・と思う気持ちと、すっかり定着して毎回盛り上げてくれるケイプも応援したい気持ちと。しかし佐々木憂流迦の入場とタイタントロン映像が良かった。

長いリーチでキックもうまく使った佐々木憂流迦がグラウンドでも優勢に立って判定勝利。堀口戦を期待して見るには一本勝ちして欲しかったとこですね。

第3試合 [RIZIN 女子 MMA ルール: 5分 3R(57.0kg) ※肘あり]
真珠・野沢オークレア vs. ヤスティナ・ハバ
1年ぶりの試合ですが、いまだにどのへんのランクで相手を用意してるのかよくわからないオークレア。今回の相手は強かったですね。打撃も組みも安定して力強くエグい肘と極めでした。渡辺華奈の次戦に良さそう。

第2試合 [RIZIN MMA ルール: 5分 3R(70.0kg)]
大尊伸光 vs. トフィック・ムサエフ
Road to UFC JAPANと修斗から期待の大尊参戦が完全にこの試合のテーマでしたが、ムサエフの落ち着いた的確な攻めが強烈でパウンドアウト。

第1試合 [RIZIN 女子 MMA ルール: 5分 3R(49.0kg) ※肘あり]
RENA vs. サマンサ・ジャン=フランソワ
試合中止(RENA選手欠場のため)
減量がうまくいかずの欠場になりましたが、当日14時頃に発表でした。脱水症状で倒れて入院したらしく、あのMIOが代わりに出ようとしたり一悶着ありました。そもそも体重調整して準備してくる女子アスリート自体すごいなとは思ってたしRENAも初めてのことらしいので仕方ない、ただSNSでの叩かれ方見たらなんでこんなにRENAって敵多くなったのか不思議です。バリバリ現役でありながらめちゃくちゃ功労者だと思うんですけど。

RIZIN勝負の2018年

この年は去年盛り上げた女子スーパーアトム級から堀口恭司の対戦相手探しから外国人選手の定着、那須川天心と色々話題作りながら内容でも楽しませてくれたと思います。大きな決着戦になった7月の浅倉カンナ vs RENA、五味隆典復活のあの感動、KIDを失った後の堀口恭司 vs 那須川天心、山本美憂、まさかのベラトールと大戦争、さらにまさかのメイウェザー。無茶も多いが夢見させてもらえました。

来年はライト級トーナメント開催と言われてます。北岡悟が内定、後は常連で矢地祐介、ダロン・クルックシャンク、矢地に勝ったルイス・グスタポとジョニー・ケース、クルックシャンクに勝ったダミアン・ブラウン、北岡悟に勝ったディエゴ・ブランダオン、矢地と接戦のディエゴ・ヌネス、階級上げてくると噂の朝倉未来、文句言わせないレジェンド枠で五味隆典と川尻達也。これでも11人。
しかしここへベラトール勢を入れたらとんでも無いことになります。マイケル・チャンドラーやベンソン・ヘンダーソン、ブレント・プリムスといった強豪がいます。特にUFC JAPANでもタイトルマッチをしたベンヘンは有名ですし韓国の血も入ってて日本での試合に呼べたら結構大きいかと。そういえば五味が矢地に「例年あたりベンヘンとでもやって」って言ってましたね。
ただバンタム級での堀口恭司ぐらい日本人の強いカードが無いライト級、厳しいけど楽しみ。