昔の特撮番組「仮面の忍者 赤影」Amazonで見た自分なりのレポートです。
第13話「金目教編:大魔像破壊作戦」
再生時間:25 分
初公開日/初回放送日1967年6月28日
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オープニング雰囲気(YouTube)本物はちゃんとした映像です
<あらすじ>
赤影たち、そして尊い犠牲により、将軍の病は直った。だが都は既に金目教に支配され、幻妖斎の意のままに操られていた。一旦比叡山に避難した将軍たちは、赤影に幻妖斎討伐を命ずる。大魔像に忍び込んだ赤影は爆薬で吹き飛ばそうとするが、そこに幻妖斎が現れ、遂に一騎打ちが始まった!
オープニング
都の人達が大勢たいまつと卍マークの金目教の旗を持って走り玄妖斎の前で祈ってます。玄妖斎は「すべての財宝を捧げ祀るのじゃ」と言うと皆袋に入れた財宝?を投げ入れます。
忍び込んでる白影と青影。まんまとバレて玄妖斎に見つかります。
玄妖斎が術を使うと信者が全員玄妖斎と同じような白塗りに青の顔に変わり襲い掛かります。
比叡山
呑気な音楽と天気の良い比叡山、足利将軍についてた赤影。どうも足利の兵隊たち大半が金目教に入ってしまったらしい。足利は残ってる兵隊を出すと言うものの、赤影は自分達だけで玄妖斎を倒すと言い、将軍の返事も待たず飛び立ちました。
コメディタッチに逃げ回る青影と白影。急に今までと違い絵の書き割りの前でウロウロしてます。後から急いで足したんでしょうか。そして青影の元に来た赤影。
青影が「なんでこんなに不利になったのか」と問うと赤影は「玄妖斎は忍者として封じられている集団催眠術を使った」とのこと。
すると白塗り信者たちが「殺せ!殺せ!」と2種類のイントネーションの掛け声を言いながら白影を追って走ってます。追い詰められた白影は首のスカーフを投げるといつもの凧が出現!それに掴まり逃げるも、池から出てきた輪っかのような術が白影を囲い、手を放し水中へ。
白影と玄妖斎
白影が気が付くと真っ暗の空間。意識の中みたいな。そして大きな玄妖斎が語り掛けてきます。
玄妖斎「白影よ、お前の命は預かっておる。味方になれば出してやる」
白影「断る!」
玄妖斎「これを見よ!」
そういうとまた違う映像。そこには金目像の肩に乗り何か調べている赤影と、下で謎の機械で何かを調べている青影。2人ともヘッドホンして通信しながら、赤影が持った棒で何か反応を青影の機械が拾って・・・みたいなことをしてますが、それより何より急に近未来的。21エモンぐらいの感じになってます。
そして玄妖斎は「今からこの2人の息の根を止めてやる。見よ!」と言うのですが・・・え?赤影を倒すために白影に仲間になれってことじゃなくて、赤影と青影はすぐ倒せるけど、白影は生かして仲間にしたいということ??玄妖斎は白影が欲しかったのか??このすぐ人質になる白影を?
ともかく、金目像が暴れ出すと地面が割れ、青影の謎の機械は割れ目に落ち、青影も赤影もあっけなく地割れに落ちてしまい、さらに金目像は足元の地面がザーっと動いて地中へ潜って行きました。
玄妖斎「赤影と青影は死んだ。これから足利将軍を倒し、私が日本の盟主となるのだ。さらば白影!」
えー!仲間にせえへんの??
しかし普通に砂かぶったぐらいで出てきた青影が、金目像が潜った後を追います。
白塗り信者が大勢で比叡山に。駆け足で旗振りながら「殺せ!殺せ!」と叫びながら行く信者のスタミナおそろしい。
白影は暗闇で暴れていますが出方がわからんようです。
青影は洞窟をさまよっています。
最終決戦
いよいよ足利の軍と金目白塗り信者が激突。戦闘。しかし金目像も来てます。金目像の目から出る術を浴びて、足利の軍も白塗り信者に。
催眠術どころじゃない無敵の術を使うようになった玄妖斎と金目像は敵無し状態で足利将軍の元へ。
青影が金目像の肩まで飛び乗り正面から玄妖斎を呼び出し勝負を呼びかけると、中の玄妖斎は鬼念坊がかけてた細いサングラスしてます。金目像の操作に必要なら最初からしてたはずが、ここでかけてるってことは実は鬼念坊と玄妖斎は個人的にも仲良かったのかもしれません。この部屋?操縦室もえらく近未来的。そして中のひとつのレバーをガチっとやると金目像が手で青影を掴み遠くへ放り投げ。そういうレバーなんですね。
嘆きながら飛んで行く青影。
そして突然池の中から飛びあがり凧に掴まる白影。青影はそれで助かったらしく凧に掴まってます。再会。それにしても赤影はどこへ?
金目像内
そして信者に向かって玄妖斎が話しているところ、金目像内の部屋へ赤影登場!「金目像のからくりはわかった」とのこと。さらに赤影は中の細いケーブルや機械を破壊。すると金目像の動きが止まり、信者の動きまで止まりました。やってきた青影と白影が上から見ても信者はマネキンのように止まってる状態。
玄妖斎と赤影の戦闘。破壊された機械でごちゃごちゃしてる間にエレベーターのような円形の台に乗り降りていく2人。下るエレベーターの上に玄妖斎、淵に掴まる赤影。
柱部分のレバーを上にすると上がり、下にすると下がるようなんですが、なぜか赤影は上に、玄妖斎は下に行きたいようでレバーの奪い合い。すると玄妖斎はちょうど真ん中ぐらいで止め、エレベーターもストップ。そして玄妖斎が刀つきつけ有利な状態。
赤影「火薬をしかけてある!」
しかし
玄妖斎「赤影、おぬしの負けだ」
玄妖斎が言うと赤影は左手がなんと金色に。金目像に入り金目の何かを浴びてしまった赤影は、やがて息ができなくなり死ぬとのこと。
外から金目像の一部を破壊して入ろうとする青影と白影。赤影は2人に向かって「入るな!」と叫び2人の元へいき蹴とばし2人を離すが、赤影と玄妖斎は金目像の中にいるまま火薬は爆発。足だけ残った金目像と、元に戻った信者たち。
赤影は??
ちゃんといました。そして左手の金は消えてました。さらに残った金目像の足の中にはなんといっぱいの金!赤影が「皆で分かち合ってほしい」と言うと大歓声。
エンディング
助かって大騒ぎの都の人達と将軍が見送る中、馬で旅立つ赤影達。
金目教は滅んだ・・とナレーションから終わりました。
最後玄妖斎は余裕で笑ってたのになぜ死んだのか・・謎のまま金目教編は終了。
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