襲撃

2017年12月11日 福岡国際センター

恒例のワールドタッグリーグ、決勝戦をメインに控えたこの日のセミセミで”ジ・エリート”ケニー・オメガ&ヤングバックスがROPPONGI 3Kを相手に勝利したところでした。1人でポーズを取るケニー、突如暗転、そして11月大阪での映像と同じような場所で映されたクリス・ジェリコが登場!
「ビッグマッチに向け準備はできているか?俺達で世界最高を決めよう。お前を完膚なきまで叩きのめしてやる」
「俺の言ってることがわかるか?どうなんだ?」
とカメラに向かって怒った後に、明転。

なんで映像カットしてるんやろ?公式。

こちらは消えるかもしれない、英語放送の方フルバージョン。

まさにOh my god!!!!
ケニーの後ろに立つジェリコ!大歓声が沸き起こった頃に振り向いたケニーにコードブレイカー!
ジェリコの胸にはこの試合のテーマ「アルファvsオメガ」を彷彿とさせる「ALPHA CLUB」の文字。
ケニーに襲いかかったジェリコはヤングライオンを蹴散らし、IWGP USベルトで攻撃、今の新日で珍しい大流血!ベルトに血を擦り付け、自分の顔にも塗りたくり最高のシーンを演出。
ヤングバックスが戻ってきたことにより退散したジェリコでしたが、終わってみればこの日のセミもメインも食ったようなインパクト。事実、このシーンが週刊プロレスの表紙になりました。


ジェリコはここでTwitterでなんと1.4メインに出る内藤哲也に「本当のメインはこっちだ」って挑発してますね。

そして翌日、ドームに向けての記者会見ということでケニーとジェリコが順番に会見。これはもうアクション起こさないわけがないという・・・

出血を止めて包帯を巻いたケニーが終わってからジェリコが会見。そこへきました逆襲のケニー!
会見場での大乱闘。殴りまくるケニー、机をひっくり返すジェリコ。ケニーが連れ出され収まったもののジェリコは激怒。
「ケニーは日本最後の試合になる」と言い残し去って行きました。

もうね、これぞプロレス!これぞビッグマッチ!
大昔からある試合前の襲撃。最近の新日でもタイトル挑戦アピールで乱入から襲撃、挑戦表明いっぱいあります。定番化してると言っていいぐらい。
ただ、このジェリコの行動はそれらと断然緊張感が違う!体も特別大きくないのに一発一発の攻撃、一言一言の迫力が違う。
これがスーパースターの存在感、オーラってやつかー!と。WWEでかなりの年数見てるのに、ここで改めて実感しました。

2011年に突如1試合だけ参戦したジェフ・ハーディーはWWEではジェリコを上回ることもあるスーパースターながら、盛り上がらない試合でした。しかも内藤哲也を相手に。それはこのジェリコとケニーと団体の盛り上げ方がない唐突なカードだったのが原因かと。あと、ジェリコの日本への愛。
この期待感はどの試合よりも高く、近年の新日本でもトップに近い気持ちの盛り上がりでした。